講演会
第4回スペースフライト学研究イニシアティブ講演会
概要
いまから約1年前の12月3日13時22分4秒,「はやぶさ2」は種子島 宇宙センターを出発し,現在宇宙空間を航行中です.これから約3年かけて ターゲットである小惑星「1999 JU3(Ryugu)」にむかい,様々なミッション を遂行し,2020年に地球に帰還する予定です.この「はやぶさ2」には3種 類の小型ローバーが搭載されています.そのうちの一つが「MINERVA-II-2」で, これは複数の大学で構成されるコンソーシアムで開発されました.
コンソーシアム
リーダー:吉田和哉(東北大学)東北大学G:吉田和哉,永岡健司,渡辺和輝,丸谷恭平
山形大学G:妻木勇一,峯田貴,風間亮,菅井敦久
東京電機大学G:栗栖正充
大阪大学G:大須賀公一,多田隈健二郎,坂東麻衣(九大),望山洋(筑波大),大方圭介
東京理科大学G:木村真一,菅野良祐,鳴海智博
本講演会では,「MINERVA-II-2」打ち上げ1年を記念して,本ローバーの開発に携わった皆様による開発秘話をお届けしたいと思います.参加申し込みなどは不要です.どうぞ,ふるってご参加ください.
日時
2015年12月7日(月)13:00〜17:00
場所
大阪大学 吹田キャンパス コンベンションセンター1F 会議室1
こちらを参照
プログラム
13:00〜13:30
吉田和哉先生(東北大学)
「MINERVA-IIプロジェクト」
13:30〜14:00
永岡健司先生(東北大学)
「偏心モータを用いた繊毛型マイクロホップ移動とMINERVA-II2への応用」
14:00〜14:30
妻木勇一先生(山形大)
「環境駆動型移動機構」
15:00〜15:30
栗栖正充先生(東京電機大)
「永久磁石を用いた跳躍機構の開発」
15:30〜16:00
多田隈健二郎先生(東北大学)
「ミネルバⅡ-2用板バネ式アクチュエータ―機巧のシンプル化の過程」
16:00〜16:30
木村真一先生(東京理科大)
「民生デバイスを活用したミネルバ搭載カメラ開発」
16:30〜17:00
パネルディスカッション